小さな会社のブランディングはしやすい

ブランディングは、大企業がやるものだ!?

中小企業は関係ないという言葉を聞く事があります。
それは、広告やデザインに費用が掛かり過ぎるというイメージがあるからです。

でも、大丈夫です。
小さな会社でも、諦める事はありません。
小さな会社でも、大きなブランドになる事は、夢ではありません。

1.小さな会社は意思決定が早い

小さな会社は、狭い市場でNo.1になるのが、比較的簡単です。
小さな会社は、組織としては大きくないのが普通です。
組織が大きくないという事は、部署等が少なく、決済者も多くありません。
それどころか、社長一人の判断で意思決定される事すらあります。

反対に、大企業はどうでしょう?
組織が大きくなると、部署等が多い分、会議や決済者が多く存在し、意思決定にかなりの時間を要します。

従って、小さな会社は意思決定が早く、迅速に物事を進める事が出来るのです。

2.市場を特化しやすい

狭い市場なら、大企業は金にものを言わせて直ぐに売上を独占してしまいそうに思いますが、そうはなりません。
狭い市場というのは大企業にとって、全くうまみのない市場なのです。

大企業は、売上のスケールメリットを求められます。
狭い市場では、売上のスケールメリットを得る事が出来ません。
それが、大企業が手を出さない理由です。

逆に小さな会社は、大企業が手を出さない市場にこそ勝機があります。
狭い市場だからこそ、際立った特徴が出せます。
これは、何を意味するかと言えば、対象顧客(ターゲット層)が絞り込まれるという事です。
ターゲットが絞り込まれると、具体的なイメージがし易くなり、ブランディングもし易くなるという事です。。

3.組織が大きいとブランドに必要な一貫性、統一感を出しにくい

大企業は、部署も多く、関係する人数がとても増えて行きます。
関係する部署や人が増えて行くと、特徴と呼べるものがどんどん削られて行き、無難な商品サービスになる事もあります。
無難になるという事は、他社の商品サービスと変わらなくなるという事で、ブランドとして成立しなくなっていきます。

このように、様々な条件を考えて行くと、特徴が出しやすく意思決定の早い小さな会社はブランディングがしやすいという事になるのです。

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